感じ方

先日、博多駅JR九州ホールで開催中の
アートアクアリウム展に行ってきた。
生まれてはじめてあんな量の金魚を見た。
光・音・金魚のバランスとコントラストが素晴らしかった。
プロジェクションマッピングを利用したものもあって
非常に素晴らしかった。
休日ということもあって
開場直後ではあったが沢山の客が入っていた。
私は私なりに楽しんでいたが
来場者の行動にすこし疑問を覚えた。
アートアクアリウム展というのは
先ほども述べたように
光・音・金魚の全ての要素が合わさって完成する一つのアートである。
非常に美しいので私も写真を数枚撮った。
写真を撮る行為、それは悪いことではない。
しかし禁止事項の中に「フラッシュは使用しないでください」とあった。
光を楽しむために場内はかなり暗くされている
しかし来場者の多くがフラッシュを使用し写真を撮っている光景に
私は疑問を覚えた。
何故なのだろう。
はっきり禁止事項に明記されているにもかかわらず
疑問で仕方なかった。
さらに驚いたのは
あるコーナーでは水槽の上が開いており
間近で楽しむことが出来るのだが
その水槽に手を入れる客
水槽にベッタリひっついて
写真を撮る客
楽しみ方はたくさんあると思うが。
製作者の意図を感じようとは
出来ないのか?私はずっと考えていた。
芸術に優劣、点数をつけることは出来ない。
いろいろと考える要素になった。
すごく不思議な時間、不思議な空間だった。f:id:yusuke_1014:20140401234413j:plain